前職は物流会社でした。
物流会社として自社のアセットを有効活用することを意識するあまり、時に顧客が本当に求めていることとは異なる物流提案をせざるを得ない状況がありました。会社を存続させるためには必要なことと理解しつつも、次第に、アセットに頼らずもっと戦略的な視点から顧客の真に実現したいことを達成できるような物流提案をしたいと考えるようになりました。
また前職は歴史がある上場企業であり、安定した生活を送ることが可能でしたが、「このままでいいのか」と自身の人生を考えた時に、もう少し挑戦してみたいという気持ちが芽生えました。
そして、船井総研ロジへの入社を決めた最大の決め手は、当時の物流業界が男性中心だった中で、成果を出した人が認められる、性別に関係なく「活躍した人が勝ち」という文化があったことです。この「チャレンジ」できる環境が、挑戦してみたいという気持ちの後押しとなりました。
ロジに入社して以降、荷主向けのコンサルティングを中心に仕事をしており、現在は荷主向け研究会の責任者を務めて2年目になります。またコンサルティング本部の副部長として、数字目標の達成と組織の活性化に向けた取り組みにも注力しています。
物流改革の重要性が高まる中で、顧客に「物流ってこんなに大事なんだ」と感じてもらえた時や、物流改善によってコスト削減やリスク回避、ひいては企業の経営にまで良い影響を与えることができ、ロジスティクス面から経営に直結するような成果を提供できたと感じた時にやりがいを感じています。
ロジへの入社を決めた大きな要因の一つに、成果主義とチャレンジできる環境があります。
当時の物流業界は男性中心で、女性として肩身が狭いこともありました。ちょうど新しい環境でチャレンジしてみたいなと感じていたので、性別関係なく活躍できるロジの環境に魅力を感じて入社いたしました。
また実際に入社して最初に感じたロジの良いところは、フラットな人間関係と話しやすい雰囲気があることでした。入社した当初は、「役職なく『さん付け』」で呼び合う文化に衝撃を受けました。「さん付け」の文化は上長や役職者に敬意を払うことはもちろんありつつも、それ以前に「話しやすいとかフラットな環境」に直結していると感じました。今でも助け合い、育成の文化醸造の土台になっています。
今後は物流業界に貢献していくのと同時に、ロジの社員が「ここでずっと働きたい」と思えるような職場をつくりたいと思っています。安定した収入を得られる仕組みづくりや、誰もが安心して安全に働ける環境の整備をさらに推し進め、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮し、成長していける組織を目指していきます。
プロジェクトを進める中で特に意識していることは、顧客内での合意形成と理解の促進に関することです。物流改革の重要性が高まっていても、顧客にその必要性や価値がなかなか伝わらず、理解してもらえないことがあります。
物流部門が良いと言ってくださったり、やろうとしたりしても、製造部門や営業部門、時には経営層が合意しないと、プロジェクトが進まないことがあります。この他の部門や経営層をいかに説得し、動かすかが非常に苦労する点ですが、この壁を突破できないと何もできないので私たちも誠心誠意取り組みます。
スモールスタートで小さくても成果を出し、具体的な成功事例や効果を見せることで、「じゃあやってみよう」という動きを促し、プロジェクトを進めていけるよう工夫しております。日々仕事には全力投球しているので、週末は野球観戦やゴルフをしたり家でのんびりすごしてます。