機能概要

前進していたところから後退を開始するまでの停止時間が1秒を切る場合、急後退として検知することが可能です。
急後退が検知された際の場所と車内映像がセットでレポート提供されることによって、後退事故の要因や急後退発生時の傾向分析が可能です。

ドライバーの「後方確認」習慣づくりに貢献し、後退事故を未然に防止

自動車の後退事故削減を目的として、道路運送車両法の保安基準が改正され、車両への後方確認用モニター・センサー等の装備が、早ければ2022年5月から義務付けられる予定です。乗用車に比べて死角が多く後方確認をしづらいトラックでは、これまでにも、ソナーシステムやバックモニター、デジタルタコグラフ等を搭載することで後退事故の予防が図られてきました。しかし、ドライバーが機器のみに頼ってしまったり、運転の“クセ”や“慣れ”によって十分な後方確認をせずに事故に繋がったりするケースがあるほか、デジタルタコグラフを活用している場合にも、急後退を行なった回数は検知できるものの、急後退時のドライバーの状況を確認することは容易ではなく、事故削減に向けた効果的な振り返り・啓発が困難な状況にありました。